[コラム] 共同出版というドリーム

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新風舎や文芸社の「自費出版・共同出版」というシステム。

① 良いセンスなので、是非協力させて下さいとくる。
② 出版費用は折半で、250万から50万コースがある。
③ 初回の出版費用は全額を作者が負担し、
  営業・宣伝費用を出版社が負担する。
④ 増刷してから初めて作者へ印税が入る。

この250万で製本される書籍のグレードは、業者で見積もれば
その半額以下で可能な代物です。
つまり、新風舎や文芸社は自費出版させることで営業利益を稼いでいて、
出版した本を売ることで営業利益を得ているわけではないのです。
また出版化されても、一般書店に並ぶわけでもなく、
出版社のWebサイトでのオンライン販売が主なので、ちっとも人目に触れません。

まぁ、シンプルにいってしまえば、
漫画研究会が同人誌を製本して売ってみたり、
素人バンドが自主制作CDを作って販売したり・・・と同じなわけです。

送られてくる書面はお金をかけたパンフレットで、胡散臭さはありません。
被害者によくあるパターンは・・・
社会経験が浅く、就職難であぶれた若いフリーターなどが、淡い期待で応募した作品を
ヨイショされます。親の方もチャンスかと期待してしまって、お金を出してしまうパターン。
また、定年退職後に趣味だったもので応募したところ、作品を褒められて、
出版という夢を現実にしてみたかったということで、ポロっと出してしまいます。

これらの自称出版社は、
「本人の出版してみたかったという夢を叶える、そのお手伝いをした。」
とうそぶきますが、単に道端のキャッチセールスと同じ手法なのです。
君みたいな可愛いさなら、モデルの仕事ができるよ、最初にちょとお金がかかるけど。。。

また、これら新風舎や文芸社を助長させているのは「朝日新聞」です。
朝日新聞のBeビジネスで、新風舎の社長が新鋭ベンチャーとして特集されました。
定期的に広告も掲載しています。これだと確かに信頼感でますよね。
近未来通信の件もそうですが、素人目に見てもグレー色の強い広告を、
堂々と大手が掲載してしまうので、誰もが角度の高い話だと思い込んでしまい、
被害者倍増なわけです。

「人の弱みにつけこむ」行為も許せない話ですが、
格差だとか閉塞感が蔓延しているご時世で、
「人の夢を喰う」行為というのも腹立つ話ですね。


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コメント(2)

hideakifuji :

今の紹介された例では、向こうは向こうで最初から大儀をもった逃げ道を少なからず用意している…うーん世の中は恐い…結局泥沼にはまらないためには自分を守るための知力と経験なのでは。
確かに信憑性の高いコンテストとか団体などはそう簡単にチャンスをくれたりしません。
しっかりとした世の中とか人を見る目を養いたい
今はそう言う事しか出来ませんが

YanHumor :

まぁー、商売って少なからずそういう側面を持つものですよね。
双方が持ちつ持たれつであるか、が大切なんでしょう。
一人勝ちはダメですよね (^-^)

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このページは、mammaが2007年4月 3日 20:44に書いたブログ記事です。

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