[小説] ブレイブ・ストーリー(上) 宮部みゆき

読書も好きだったものの、社会人になってからは専門書ばかり読んできた。
今だってそう。実用書やら自己啓発書やらに埋もれている。
少し文化や文明から離れすぎた気もして、反省しているのね。
で、今年からは積極的に「本」を愛そうと思うところです。
で、年末図書館で思いきって一番分厚い本を手に取りました。
ブレイブ・ストーリー。
宮部みゆきをまだ読んだことがないのと、
上下とも700P近い分厚さなので中途半端できないのと、
でもアニメの原作なのだからさらりといけるのではと、そんなところで。
が、この選択が大きな失敗でした。
↓以後、宮部みゆきファンは読まないこと。
この作者のノリに付いていけない・・・
なんてったって、冗長につぐ冗長、と感じてしまう。
ほとばしるアイデアを全て書き込んでいるかのようで
(この人、書いた後ほんとうに読み返しているのだろうかと思うぐらい)、
確かに観察力や発想の豊かさが村上龍のように優れた人なんだろうな。
才能は認めるのだが、付き合いきれなくなって飽きてしまいました。
自分が短気な向きだから?なのかな?
構成は良く出来ていて、ゲームのRPGの世界もどきに主人公が迷い込み、
そこでは現実の人間社会をそっくり反映した人種差別・宗教差別・権力闘争が渦巻いている。
日本の都会っ子がいきなり世界の紛争地域を旅している様相です。
とっても面白いのだが、RPGの体型を強く意識していて、
つまりどこへ行くにも、町中の人々に聞いて回るような、
ヒントを拾い集めながらコマを進めるような、じれったいのです。
本ストーリーがちっとも進まない。過剰な情報に埋もれ過ぎてしまいます。
それで最初の300Pまではきちんと読んでいたのでしたが、
埒が明かないと思い、後半は全てセリフだけ拾い読みしました。
それで話が分かってしまうところもすごいのだけど、そんな読書も初めてです。
下巻を読むかというと・・・DVDだな。結末が気になるのでそれで済まそう。
結局、最初の読書は松たか子の力を借りることになりました。なんだぁ!?
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私の場合小説でよく難解すぎて意味が判らなくて放り投げることがよくあります
アニメの原作の小説だと一般の小説に求めるニュアンスが異なってくるので、それがヤンさんが本来小説に求めるものが見出せなかったのではないでしょうか?
私はというと最近アニメ化されたばかりの原作の筒井康隆のパプリカを友人に借りて読んでます。いろいろ文句つけたくなるところがありますね…特に主人公のヒロインの心理描写はチグハグだったりします
しかしわかりやすい内容なので自分の中ではよしとしています
アニメの原作ではなくて、小説が映画化されただけなのですが。
ま、でも、ビュジュアル化も推敲段階であったのかも。
パプリカ! 奇遇ですねー、劇場で見ましたよ。