2006 上の森美術館「ダリ回顧展」
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昨年末、上の森美術館にて「ダリ回顧展」を観てきた。
http://www.dali2006.jp/
生誕100年記念だそうだ。
平日の昼前に入場して、出てくる頃には行列が出来ていた。
凄い人気だ。なんせ人混みの大半が若い世代。
自分を含め、普段美術館などと縁がなさそうな人達まで集まってきている。
学生や幼児連れの若い夫婦。そう、カップルがデートにきている。
不思議な現象だ。時代なのだろうか。
サルバドール・ダリ(1904-1989)
中期に有名な絵が多いのね。特に原色のような鋭い配色でハイコントラスト。
製図のように精密な線画に驚嘆しまくり。
彼って、この年代に3DCGを描こうとしていたのでは?と思えてくる。
空想・イメージの立体化に挑戦していたような、そんな感じ。
その為にCGソフト並みの超越した技法をマスターしている。
イマジネーション豊かが先行しがちだけど、
それをも凌ぐ努力、職人気質だったのだろうな。
一流の腕を手にした男だったからこそ、実現可能になった作品なのだろうと。
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ダリについて以前新日曜美術館というテレビ番組でその生い立ちから生涯について特集をやっていたのを憶えています。
彼は妻でもある一人の女性に翻弄され続けた人生の中で創作のエネルギーに変えていたらしい。彼の幼少期には母を失っていてマザコンな面が年上の妻との関係に反映されていたとか。
何か独特の表現の裏には神経質で情けないほど人間的な部分を持っていた人らしい。
彼は死ぬまで知名度が高く。砂の惑星という映画が出来上がる遥か以前企画段階で倒れた時彼をアートディレクターにして映画美術効果を描くとか案があったらしい。
歴史的巨匠の割りに亡くなったのが近年なので、この間まで居た人なのかという実感がない感じ。
そうですね、最近亡くなった人なんだぁーという驚きは確かにありました。
ダリにとって、自分の感性を深いところで理解してくれる唯一の異性だったらしいですね。
彼女は当時の前衛的な作家にとって女神的な存在でした。引く手あまたのようでしたから。
超越的に精巧な技術なので、神経質で繊細な性格だったでしょうね。